タマモクロスが関西弁なのは何故?キャラ設定の元ネタを解説!

タマモクロスが関西弁なのは何故?キャラ設定の元ネタを解説!

タマモクロス 関西弁

個性豊かなウマ娘達の中でも、その愛らしい見た目と独特のキャラクターで一際人気も高く、新育成ウマ娘実装ごとに何かと話題になることの多い『タマモクロス』

その人気の理由の一つに、こてこての関西弁とキレキレのツッコミが挙げられますが、タマモクロスが関西弁キャラになったのにもしっかりと理由があります。

この記事ではタマモクロスが関西弁キャラなった元ネタについて解説します!

北海道生まれだけど『関西の秘密兵器』

ウマ娘の関西弁のイメージから、実馬も関西出身なのかと思いがちですが、実は史実における「タマモクロス」の出身は北海道だったということをご存知でしょうか?

日本の競走馬はそのほとんどが北海道生まれなんですよ!

~タマモクロスの史実~

・北海道新冠町錦野牧場にて生まれ、栗東トレーニングセンターの小原伊佐美厩舎へ入厩

・京都金杯、阪神大賞典、天皇賞春、宝塚記念と関西の競馬場を中心に活躍したため、『関西の秘密兵器』と呼ばれるようになる。

出身こそ関西ではなかったけれど、その活躍っぷりから『関西の秘密兵器』と呼ばれるように!

公式の貧乏設定や馬主の出身

タマモクロス 貧乏

タマモクロスは、公式サイトの紹介文で金銭的に恵まれない環境で育ったとの記載がありますが、これは、タマモクロスを生産した牧場が、その活躍を待たずに破産して解体されたことが由来になっています。

またタマモクロスを買い取った馬主の方が京都の古美術商だったことから、浪速育ちの貧乏娘というキャラ設定に繋がったのではないかと思います。

明るいキャラに反して、実はかなりの苦労人なんです・・・。

少し強引なキャラ設定とも

ウマ娘では、イナリワン(大井競馬場)の江戸っ子キャラユキノビジン(岩手競馬)の東北訛りなど地方競馬出身であることがそのキャラ設定に活かされているという例があるなかで、

こてこての関西弁を話すタマモクロスが、園田や姫路といった関西の地方競馬出身ではないという点や、新馬戦は阪神競馬場で行われることが多かったので、栗東所属の期待馬を総称して『関西の秘密兵器』というキャッチフレーズがつけられていたため、『関西の秘密兵器』と呼ばれていた馬はタマモクロスだけではなかったという点などから、少し強引なキャラ設定だと違和感を覚える競馬ファンもいるようです。

栗東所属の期待馬のことを総称して『関西の秘密兵器』と呼んでいたので、タマモクロスだけを指す渾名では無かったんですね!

江戸っ子キャラ「イナリワン」との対比

タマモ イナリ 

ウマ娘屈指の名コンビ『東西ちびっこペア』の「タマモクロス」と「イナリワン」

史実における二頭は、ともに1984年生まれの同年代コンビなのですが、「タマモクロス」は1988年12月25日の有馬記念で引退

対する「イナリワン」は、中央競馬に移籍したのが1988年1月と、ちょうどすれ違いで中央競馬を出入りすることとなり、史実で二頭が対決することは叶いません。

しかしながら、平成3強(オグリキャップ・スーパークリーク・イナリワン)以前、オグリキャップとタマモクロスの芦毛対決の名勝負があったことから、もし同年代のタマモクロスとイナリワンが戦っていたらと競馬ファンの間で語られるようになりました。

ウマ娘で二人の絡みは、史実では対決できなかった同世代の二頭のifストーリーであり、その二人の掛け合いをより魅力的にするために大井競馬場出身だったイナリワンは江戸っ子キャラに、対して『関西の秘密兵器』と謳われたタマモクロスは関西弁キャラにしたのではないかと思います。

東西ちびっこペアは、史実では叶わぬ対決カードだったからこそ、ウマ娘で二人の絡みを大切にしているのかもしれませんね!

まとめ

・『関西の秘密兵器』と呼ばれ、関西の競技場で活躍

・生産牧場の倒産、馬主の方の出身などから浪速育ちの貧乏娘に

・イナリワンの江戸っ子キャラと対比するために関西弁キャラに

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