【ウマ娘】エルコンドルパサー怪文書シリーズ「マンボが逃げた!」

matitan_mun!

いいね! :agunesu_dezital、他

agunesu_dezital

#ウマ娘 #

ページ下部でコメントを追加…

【ウマ娘】エルコンドルパサー怪文書シリーズ「マンボが逃げた!」

うますたぐらむのトレーナー
トレセン学園には栗東・美浦のふたつの学生寮があり、大半の生徒はそのどちらかに入寮する
現在は栗東寮への入寮を希望する生徒が多く、定員からあぶれ美浦寮に配属される場合もある
しかし寮長のヒシアマゾンを中心とするアットホームな雰囲気に感化され、愛着を深める者も少なくない

「ヤバいデース……どこ行っちゃったんデース……?」
「ん?どうしたエル、探しもんかい?」
「ヒッ!ヒシアマ先輩!?」
ある休日の美浦寮の一角、必死な様子で草木をかき分けるエルコンドルパサーに声をかけたのは同寮の長、ヒシアマゾンだ
いつも堂々としているのエルコンドルパサーらしくない消極的な姿勢、そして寮長たる自分に対するリアクションに彼女はその事情を察した
「ははぁん……大方こっそり寮で飼ってる鷹を逃しちまったんだろ?」
「鷹じゃなくてコンドルデース!じゃなくてどうしてそれを!?」
「グラスから聞いてるからね。あいつは今日はレースで居ないし、文字通り羽を伸ばさせてたらそのまま……ってとこかね」
「裏切るの早すぎデスよグラスぅ……ど、どうか見逃して……」
「バカ言うんじゃないよ!」
「ひぅっ……!!」

うますたぐらむのトレーナー
来ると分かっている一撃には耐えられるが、身に覚えのある一喝には耐えられない
ヒシアマゾンの振り上げた手にエルコンドルパサーは怯えて耳を絞った……が、その手はヒシアマゾン自身の胸を叩いた
「アタシを誰だと思ってんだい?美浦寮のウマ娘が困ってるのを見逃すようじゃ、ヒシアマ姐さんの名が廃るよ!」
「ヒシアマ先輩……それじゃあ!」
「暇してる寮生にも声をかけてくるよ。名前は何ていうんだい?」
「マンボです!……ヒシアマ先輩、本当にありがとうございます!」
「そいつは見つかった時にみんなに言うんだね。日が暮れる前にケリつけるよ!」

かくしてヒシアマゾンを総監督、エルコンドルパサーを参謀に据えた、休日の美浦寮生総出の迷い鷹捕獲作戦が始まった
幸いなことに対象はエルコンドルパサーによって飼い慣らされており、人を恐れず自分の名前にも反応する個体であるという
「本物の鷹さんなんてライス初めてかも……見つかるかな?」
「動くエモノを狙うのは久しぶりデスね~。飛んできたところをBANG!とイッパツ……」
「撃っちゃ駄目デスよタイキ先輩!?」
などといった不穏なやり取りもありつつ、捜索は夕方まで行われた

うますたぐらむのトレーナー
『ところで鷹ちゃんの名前なんだっけ?』
『あんた寮長の話聞いてなかったの?マンポよマンポ』
『そんな万歩計みたいな名前だったかな……』
『まあ違ったら言い直せばいいじゃない』
強い仲間意識と協調性を持つ美浦寮生だが、悲しいかな彼女たちは女の園に生きるウマ娘
恵まれた身体能力にあぐらをかいて思考能力が鈍りがちな思春期のウマ娘の例に漏れなかった
『マントーー!マントーーーー!!……こんな名前だっけ?』
『返事もないし違うかも。じゃあ……マンゴーーーー!!』
仮にここに異性の目があったなら彼女たちは叫ばずにいられただろうか?いや、ない
仲間のために全力を尽くす……それが彼女たちに連綿と受け継がれる美浦寮魂なのだから
『マン○ーー!マン○ーーーl!』
『マン○ーーーーーー!!!』

声が枯れるほどの懸命な捜索の甲斐あり、件の鷹は無事発見され主人のもとに返された
しかしこのことが学園に知れたことでエルコンドルパサーはペットの無断飼育、および公序良俗に反する行為を扇動した罪で学園地下の巨大石臼挽き72時間の刑に処されたという

うますたぐらむのトレーナー
>仲間のために全力を尽くす……それが彼女たちに連綿と受け継がれる美浦寮魂なのだから
>『マン○ーー!マン○ーーーl!』
ひっでぇ

うますたぐらむのトレーナー
>学園地下の巨大石臼挽き72時間の刑
これ何の意味があるんデース!?

うますたぐらむのトレーナー
>これ何の意味があるんデース!?
沈黙ッ!黙って石臼を動かすように!

うますたぐらむのトレーナー
なんか奴隷が鞭打たれてぐるぐる回してるやつ来たな…

うますたぐらむのトレーナー
鉄板中の鉄板の刑罰だけどそのエネルギーが何に使われてるか作中で判明しないことも多いやつ

うますたぐらむのトレーナー
途中からもうオチが読めて駄目だった

うますたぐらむのトレーナー
良い話だけど酷い…

うますたぐらむのトレーナー
こういうおバカな日常もいいね…

うますたぐらむのトレーナー
中等部でマン○って躊躇いなく呼ぶ娘とちょっと言い淀む娘を分けたデータが欲しい

うますたぐらむのトレーナー
ぱかライブが悪いよなぁ

うますたぐらむのトレーナー
割とマジで元凶

引用元:https://www.2chan.net/

新着記事

コラム

12話まで見切ったアニメ作品をただただ紹介するコラム

この作品が面白かったからお勧めしたい!みたいに差し出がましい感じにはしたくないのでそんな作品あるんだ~くらいの流し見で読んでいただけると幸いです!

※ネタバレを含みます

灰と幻想のグリムガル

凝った設定長いタイトルで差別化を図る最近の異世界転生モノに飽き飽きしてる人に見てほしい

内容は本当にシンプルで王道の異世界転生モノだが、超がつくほどリアリティのある過酷な世界観で主人公達は異世界で生き抜くことの厳しさに直面する。

この手の作品によくある“主人公がゲームシステムに文句を言うメタ的発言”みたいなおふざけ要素が無いので、本当の意味でRPGの世界に入ってしまったような没入感がある。

なんとこの作品、最弱の敵”ゴブリン”を倒すのに6話かかります。しかもその道中で仲間が死にます。

アニメは1期のみでラノベ小説が原作になります(まだ連載中)。アニメが2016年なので2期はもう無いでしょう。”このすば”と同じクールだったのに埋もれちゃったのがとても残念です

U-NEXTDアニメストアで現在は配信中です。昔ネトフリで見た記憶がありますが今は無いみたいですね

平穏世代の章駄天達

タイトルのポップなフォントや色合いゆるめの絵柄からは想像し得ないようなしっかりした性的描写が多くて驚いた

1話を見て面白そうだからといって知り合いに勧めると気まずくなるやつで色々と攻めた表現が多いです

韋駄天(一応人間サイド)と魔族が世界を懸けて戦うのだが、パワーバランスは圧倒的に韋駄天陣営の方が強く、武力では叶わない魔族が知恵を絞って策を練り韋駄天に対抗するという知的な駆け引きとそれを超越しねじ伏せる韋駄天の戦闘シーン、とどちらの陣営にも魅力があります。

身体能力は低いが人一倍観察力の鋭い魔族の”ミク”が結局最後まで韋駄天側と張り合っていたのが個人的には好きだった

また韋駄天側は声優陣もバチバチの大御所で固めてきているのでその点含めて韋駄天サイドの強さは揺るぎなかった

Prime Videoで現在配信中です

最終更新.5月12日 3ヶ月に一回は更新したい

ウマ娘まとめランキング人気記事

怪文書シリーズ