【ウマ娘】理事長代理怪文書シリーズ「チームキャロットのトレーナーからデートに誘われた」

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【ウマ娘】理事長代理怪文書シリーズ「チームキャロットのトレーナーからデートに誘われた」
うますたぐらむの一般トレーナー
思えば、学生時代異性とどこかに出かけるという経験がない。というより、休日はいつもトレーナーになるための勉強に勤しむか、気分転換にレース場に赴いてウマ娘たちの観察をするぐらいだった。
しかし、ストレートに中央のトレーナーを目指すならば、よほどの器量よしでもない限り勉学に追われる毎日となるから、これは私だけではない。
それもあってか、文化祭やら体育祭の打ち上げなんてものには行かなかったし、勉強があるので、と断ったきり誘われることはなかった。
友達も紹介しない私に両親は一時期心配したものだが、それも夢を叶えたいからというと何も言わずに応援してくれたのを覚えている。当時の私にはそれでよかったし、今でもコネクションを作る以外でパーティや座談会などに出席することはない。
ただ、変わったのは昔は担当のウマ娘、今ではチームのウマ娘たちとは良くプライベートでもお出かけをすることだ。それと……
うますたぐらむの一般トレーナー
「あ、あの……どれにします?」
「……ジェノベーゼで」
チームキャロットのトレーナーのトレーナーとも。考えてみれば、私と彼がやってきた色んな場所での行動はデートということになるのだろうか?
いや、それはありえない。デートというのは睦まじい男女が共に出かけることが定義なはずだ。つまり今までやってきたのはただのお出かけだ。
例え先ほど「好きだ」と告白されたとしても……告白されたのなら今この場はデートになるのか? いや、落ち着け、彼とは睦まじくないはずだ、なにせ私がまだ返事も好きだとも言っていない。
それに、予定していた店内に到着し、テーブルを挟んで向き合っている今こそ、説得の機会だと言ってもいい。車の中は熱くて思考が鈍る。
「それで、先ほどのことですが」
コップの中の冷水を一気に流し込んで頭を冷ましながら、店員に注文を終えた彼に声をかける。彼は私の声に反応するように瞬時に姿勢を正すと真っすぐ私の眼を見た。
うますたぐらむの一般トレーナー
「は、はい!」
「気持ちは嬉しく思います。思いますが、冷静になって考え直してください」
「冷静じゃないから樫本さんが好きなんてことはありません」
「はい。はいじゃない。いいですか、貴方はまだ若い、20を超えてまだ数年も経っていません。これから様々な出会いがあるでしょう。それを私のような女だけに入れ込んで無駄にすることは避けてほしいのです」
「今まで樫本さんをそばにいて無駄だと思った経験は一つもありません。それに、樫本さんと一緒に過ごせるなら……無駄にしたっていいです」
溶岩が体内から噴き出さんばかりに頭に熱が昇ったので、また水を流し込んで鎮火する。なんと真っすぐな眼でそんなことを言えるのか。これが20代というものなのか。
だったら。と私は決意と共に二杯目の水を口の中に放り込むと、キッと鋭い目線を彼に向けた。その視線に流石の彼も動揺、していない少し頬を染めただけだった。何なのだ。
「貴方は結婚できますか」
「えっ?」
だが、それに戸惑ってもいられない。声に威厳を込め、彼も諦めざるを得ない奥の手を出す。
うますたぐらむの一般トレーナー
「良いですか。私ほどの年となると、男女の付き合いをするということはそのまま結婚へと進むことになります。それは貴方の自由を狭めると同義です、様々な責任がその背中に乗せられます」
「それは……」
「多忙なトレーナーとは言えまだ遊び盛りでしょう。遅くまで遊んだり、異性と交友関係を結んだり、そういうことが全く出来なくなるのですよ。それでも良いのですか」
流石にそこまでは考えてなかったのだろう、彼は自分の膝を見つめるように項垂れてしまった。まぁ元々私の人生設計には結婚のけの字もなかったし、説教できるような立場ではまったくないが、これも彼の為である。その姿には心が痛むが、彼にはもっとふさわしい女性がいるはずだ。
やがて、注文したパスタが運ばれてきてテーブルが彩られてくる。
「話は此処までです。パスタが来ました、頂きましょう」
「俺は!」
フォークを持つ私に、一つ大きな声が届けれた。思わず近くにいた店員と共に固まってしまって彼を見つめる。顔を上げた彼の顔は頼んだナポリタンのように真っ赤だった。
うますたぐらむの一般トレーナー
彼はそのまま私を目に収めて、次は声を絞り出すように小さく震えた声で続けた。
「俺は……その、樫本さんとなら……したい、です……」
「え?」
「それは自分はまだ、給与も立場も、貴方を安心させるほどはありませんが……それでも……もっと、今まで以上に努力します! だから……」
「ちょ、ちょっと待ってください、待ちなさい。一体何を……」
「結婚が前提の交際であっても……いえ、結婚を前提にしたお付き合いを、俺と……してください」
全身に電流が走ったかのように、指の先までビリビリとした感覚が巡り回った。目がチカチカする。ハッとして店員の方に顔を向けるとキラキラとした目でこちらを見ていたので、眼光を鋭くして追い払う。
彼は相変わらず、私を見ている。出来立てのパスタが冷たく見えるぐらいに、顔が熱そうだ。ひょっとして私は墓穴を掘ってしまったのではないだろうか。結婚は人生の墓場だと皆がいうがまさに。
うますたぐらむの一般トレーナー
可笑しなことになった。本当に可笑しなことになった。もはや水を頭から被ったとしても、この顔の熱を誤魔化すことは無理らしい。
まさか、まさか本当に私は、年甲斐もなく私はこのいじらしいほどに真っすぐな少年に恋をすることになるのか。
うますたぐらむの一般トレーナー
年下からガンガン攻められてふにゃふにゃになる理子ちゃんの続きの続きですご査収ください
うますたぐらむの一般トレーナー
もう結婚を前提として婚前交渉しろ
うますたぐらむの一般トレーナー
>はい。はいじゃない
ここ好き
うますたぐらむの一般トレーナー
今日も来たか…!早く抱けーーっ!
うますたぐらむの一般トレーナー
抱けーっ!!!
うますたぐらむの一般トレーナー
理子ちゃんもう観念しろ!
うますたぐらむの一般トレーナー
20過ぎた覚悟のある青年を少年とは
そんなあり得ない年の差じゃないぞ







うますたぐらむの一般トレーナー
ここの理子ちゃんとは確か十歳差ぐらいだったし行ける歳ではあるな…
うますたぐらむの一般トレーナー
重要なのはバリバリのキャリアウーマンが年下の異性にヘロヘロにされるということだ
うますたぐらむの一般トレーナー
りこちゃんアラフォーなの?
うますたぐらむの一般トレーナー
30前半ぐらいじゃないだろうか
うますたぐらむの一般トレーナー
さっさと続きを書いてくださいなんだよ!
うますたぐらむの一般トレーナー
理事長代理に指名されるくらいだからそれなりの地位の人だろうし歳も多少行ってそうだけどまぁその辺はフィクションなので若くして才能を発揮してるってことでいいだろう
うますたぐらむの一般トレーナー
明確な年齢設定はなかったと思うから書き手読み手の好きな年齢差で見れば良いのさ
うますたぐらむの一般トレーナー
若くても美味しいしアラフォーいっていてもそれはそれでと美味しくなるのでどっちにしろ楽しめるぜ!
うますたぐらむの一般トレーナー
しかしねえ
彼はこの3年で恐らく一般サラリーマンの年収レベルの稼ぎを得ているのだから
うますたぐらむの一般トレーナー
何をするにもどんどん自分がハマっていってしまう理子ちゃんいい…
うますたぐらむの一般トレーナー
スピーチはココンにやらせよう
うますたぐらむの一般トレーナー
ふしだらな女だと笑いなさい。って言う事になりそうな理子ちゃんだ
うますたぐらむの一般トレーナー
水のお代わりめちゃめちゃ早くて笑った
この会話の途中に水をお代わりしてると思うとなんか笑えてきちゃう
うますたぐらむの一般トレーナー
いいぞ…もっとふにゃふにゃにしろ…
引用元:https://www.2chan.net/
agunesu_dezital