狐のお面をつけているのは何故?イナリワンの勝負服の元ネタを解説!

狐のお面をつけているのは何故?イナリワンの勝負服の元ネタを解説!

イナリワン 画像

狐のお面にルーズソックス着用でよく見ると数珠もつけているというなんとも色々と要素が散らかりまくった勝負服の『イナリワン』←しかも江戸っ子キャラ

ギャルっぽさも感じるけれど、狐のお面等どことなく和風テイストな雰囲気もあるという少し不思議だけど秀逸なデザインになっているイナリワンの勝負服の元ネタについて解説します!

言われてみれば少し不思議な勝負服ですが、トータルで見るとめちゃめちゃカワイイですよね!

当記事では、イナリワンの狐のお面の謎や勝負服に隠された秘密について紹介します!

尚、当記事はイナリワン育成キャラ実装前に執筆しているので、原案と実際の勝負服に多少の違いが生じる場合があります。ご了承くださいm(_ _)m

馬名の由来になった『穴守稲荷神社』

穴守稲荷神社

イナリワンという馬名の由来にもなっている『穴守稲荷神社』という神社をご存知でしょうか?

全国に3万社以上もあると言われる稲荷神社。その総本宮は、京都市伏見区深草にある伏見稲荷大社ですが、その全国3万社の中で『穴守稲荷神社』は東京都大田区に位置しています。

イナリワンの馬主だった方が、穴守稲荷神社の近くに住んでおり、穴守稲荷神社の熱心な崇敬者だったこととナンバーワンになって欲しいという思いから「稲荷」と「ワン」で『イナリワン』という馬名になったそうです。

またイナリワンは、穴守稲荷神社近くにある大井競馬場が出身だったため、ウマ娘において江戸っ子キャラになったと言われています。

イナリワンが江戸っ子キャラになった理由・元ネタについて詳しく知りたい方はコチラの記事から!

稲荷神社と狐の関係

眷属・霊獣が『白狐』

稲荷神社といえば何となく狐のイメージがありますが、一体どういう関係があるんでしょうか?

【稲荷神社と狐】

ほとんどの稲荷神社では社頭などに守護獣として狐形の像が置かれ、奉納された赤い前掛けをつけていることも多い。狐は稲荷の神使であるが、俗に神そのものとも考えられている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

稲荷神社と言えばというイメージがあるように、稲荷神社では赤い鳥居の前に狛犬ではなく、狐の像が座っているのがとても印象的です。

これは、稲荷大神という五穀豊穣を司る神様の使いをする眷属・霊獣が『白狐』という狐であることが由来とされています。

【白狐(びゃっこ)】

白い毛色を持つ狐。霊狐。古代中国・日本において瑞祥をもつ獣として人々に福をもたらすとされて来た。また、稲荷神の眷属として社寺での奉納品などの題材に用いられている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『白狐』

イナリワンのつけている狐のお面は「狐面(こめん)」と呼ばれ、能楽や神楽などで用いられるもので、一般的に狐のお面が、白い色で表現されているのは、白狐をイメージしたデザインだからとされています。

「狐面(こめん)」

馬名の由来でもある「稲荷神社」の神様の使い「白狐」が狐のお面の元ネタということですね!

イナリワン

また、首元にネクタイのようなお守りをぶら下げていることや、腕に数珠をつけているのも「神社」つながりのデザインです。

他の馬に比べ、耳がピンと立っているのも狐の耳をイメージしたデザインかもしれませんね。

ぱっと見は、JK感すごいのに、細かく見ると神社要素が散りばめられてるのが面白いですね!

腰元の紫のひらひらは九尾がモチーフ

九尾

イナリワンの勝負服は、腰元に紫色のひらひらとした衣服を身に着けています。

一見するとただのカワイイスカートですが、これは「九尾」をイメージしたデザインであると言われています。

九尾とは

九尾とは

九尾とは、中国に伝わる伝説上の生き物で9本の尻尾を持つ狐の霊獣/妖怪のことです。

古来より狐は、不思議な力を持つ動物とされており、年を経て妖力を増した狐は尻尾が9本に増えると言われ始めたことが狐の妖怪「九尾」の起源とされています。

かわいいスカートには、そんな元ネタがあったんですね!

現状、イナリワンの勝負服に関する画像が公式原案のみのため、細部まで詳しく確認することができないのが残念ですが、イナリワンと狐の深い関連性や類似性から、九尾の尻尾をモチーフにしたデザインではないかと推測されています。

ウマ娘は勝負服をとっても細部までこだわりが感じられますね!

まとめ

・狐のお面の元ネタは、馬名の由来でもある『稲荷神社』の神の使い『白狐』から

・その他、「数珠」や「お守り」といった神社ゆかりの装飾物を身に着けている

・九尾をモチーフにしたデザインのスカート

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