マンハッタンカフェの『お友達』の正体は誰?怖いキャラ設定の元ネタを解説!

マンハッタンカフェの『お友達』の正体は誰?怖いキャラ設定の元ネタを解説!

真っ黒な勝負服に落ち着いた声色。どことなく不気味な一面が印象的な『マンハッタンカフェ』

マンハッタンカフェ 勝負服

美浦寮では、彼女に似た幽霊が出るというエピソードもあり、ウマ娘における『マンハッタンカフェ』のキャラ設定は何故かオカルトっぽく表現されています。

マンハッタンカフェさん少し怖くて不気味な印象があります・・・。

この記事では、マンハッタンカフェの幽霊の謎やキャラ設定の元ネタについて解説します!

父『サンデーサイレンス』がお友達の正体か

マンハッタンカフェの父は、種牡馬としてもとても有名な『サンデーサイレンス』です。

【サンデーサイレンス】

1988年10月に競走馬としてデビュー。翌1989年にアメリカ三冠のうち二冠(ケンタッキーダービー、プリークネスステークス)、さらにブリーダーズカップ・クラシックを勝つなどG1を6勝する活躍を見せ、エクリプス賞年度代表馬に選ばれた。

1990年に右前脚の靭帯を痛めて競走馬を引退。引退後は日本の社台スタリオンステーションで種牡馬入りし、初年度産駒がデビューした翌年の1995年から13年連続で日本のリーディングサイアーを獲得

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

皆さんおなじみの「スペシャルウィーク」や「サイレンススズカ」もサンデーサイレンスの産駒なんですよ!

そんな父「サンデーサイレンス」がマンハッタンカフェのお友達なのではないかと言われています。

ゲーム内ストーリーにおけるマンハッタンカフェのお友達

育成ウマ娘実装前は、『お友達』についての情報も少なかったため、サンデーサイレンス以外の誰かの説も多く、その存在についてはかなり曖昧となっていましたが、

マンハッタンカフェのゲーム内ストーリーにおいて自らの『お友達』について以下のような言及があります。

『お友達』について

①お友達はマンハッタンカフェとよく似ている
②お友達を追い越すことができない
③お友達のコーナーの加速力について

①については後述。
②サンデーサイレンスが競走馬としても強かったことや父親の背中を追っているというような意味合いも含まれる
③加速しながらコーナーを回るほどコーナリングが上手だった

①サンデーサイレンスとマンハッタンカフェは見分けがつかないほど似ていた

サンデーサイレンス マンハッタンカフェ 似てる
サンデーサイレンス マンハッタンカフェ 似てる

同じ馬・・・?

上がサンデーサイレンス、下がマンハッタンカフェです!

サンデーサイレンスの産駒は数多しと言えど、これほどまでそっくりだった「マンハッタンカフェ」は、引退後、ドラマ「運命の出会い サラブレッドにかけた夢」に亡き父「サンデーサイレンス」の代役として出演するまでになりました。

運命の出会い サラブレッドにかけた夢

社台ファームの創設者であり、大種牡馬サンデーサイレンスの馬主でもあった吉田善哉氏の半生と、 吉田善哉氏が最後に購入したサンデーサイレンスの功績をドラマ化した作品

当作品が作成される時点ですでに死亡していたサンデーサイレンス役に、父と同じ青鹿毛でよく似た流星を持つマンハッタンカフェが抜擢された。

代役に抜擢されるほど父にそっくりだったんですね

自分にしか見えない「お友達」、そしてその影を追っているというようなウマ娘でのキャラクター設定は、ドラマで父を演じたように自分によく似た父と自分を重ね合わせて、その父に追いつこうとしているというドラマオマージュ的な表現なのではないでしょうか。

亡き父の背中をずっと追っているということなんでしょうか

『サイン理論』がオカルト設定の元ネタ

競馬予想の方法の一つに「サイン理論」という方法があるのをご存知でしょうか?

「メインレースの多くではレース前から既に勝ち馬や勝利する騎手が決まっており、特定の者に主催者または競馬の神様がサインを出して教えている」という発想の下で予想を行い、馬券を購入する。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

その日の天候や出走する馬の馬名、あるいはその時期に話題になったニュースなどを根拠とし、とにかくあらゆる手段で競馬の神様がレースの勝ち馬を教えてくれている!といった予想方法を「サイン理論」といいます。

なんともオカルトチックな予想方法ですね・・・!

馬券を外した人が後からこじつけで考えてるだけじゃ・・・。

しかしこのサイン理論を思わず信じてしまいそうになる出来事がマンハッタンカフェに関係する形で二度も起きたという過去があります。

アメリカ同時多発テロ事件とレース結果

アメリカ同時多発テロ事件

アメリカ同時多発テロ事件が発生した2001年、第62回菊花賞では、逃げるマイネルデスポットをマンハッタンカフェがとらえ勝利。さらに、有馬記念ではマンハッタンカフェとアメリカンボスの1・2フィニッシュとなった。3頭ともテロ絡み(独裁者・ニューヨーク・大統領)のサイン理論の典型的な予想および的中例ではあるが、多数の被害者が出た事件でもあり不謹慎とされかねないことから、結果や成果に言及した者は少なかった。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アメリカ同時多発テロ事件が起きた場所は、ニューヨーク市マンハッタン区
・デスポット(despot)は、独裁者の意味
・アメリカンボス、マンハッタンカフェとアメリカを連想さる馬名

などの理由からマンハッタンカフェの出走したレース結果が、アメリカ同時多発テロ事件を示唆しているのではないか?と噂されるようになり「サイン理論」の代表的な例として有名になりました。

どちらも予想外の着順だったために大荒れのレースだったんです

競走馬として一生に一度あるか無いかレベルの『サイン理論』が、それも不幸な事件を示唆するという形で2度も起こったという経歴から、マンハッタンカフェはホラーっぽいキャラクター設定になったのではないでしょうか。

まとめ

「サイン理論」などマンハッタンカフェにまつわる史実の不思議なエピソードがウマ娘の不気味なキャラクター設定のモチーフになった

不気味なキャラクター性の一貫で、有名な種牡馬であった父「サンデーサイレンス」をマンハッタンカフェに似た幽霊というような設定で登場させた。

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最終更新.5月12日 3ヶ月に一回は更新したい

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